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カテゴリ: コラム

矯正治療と痛み

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

今回は、矯正治療中の「痛み」についてご説明します。

矯正装置をお口の中に装着すると2つの痛み違和感が起こることがあります。

1つは、装置やワイヤーが唇や頬にあたり口内炎のような傷ができてしまうことによる痛みです。今まで何もなかったお口の中に凹凸のある装置が歯に装着され、唇や頬に当たると口内炎ができることが起こることがあります。これは必ず装置をつけた方全員に起こると言うことではなく、起こりやすい方と起こりにくい方が見えます。また口内炎ができやすい方でも、次第と装置が口腔内に適応し、また歯磨きをしっかりとしてお口の中を清潔に保つことにより次第と出来にくくなります。装置装着当初はブラケット周囲をカバーする保護用ワックスなどもありますのでそういったものも併用いただき慣れていただくことになります。

もう1つは、ワイヤー装置やマウスピース装置によって積極的に歯を移動させる際に、歯の周りの組織の新陳代謝が活発になることにより起こる痛みです。個人差がありますが、痛みは通常3日〜1週間程度で治りますが、人によっては全然痛みがなかったと言う方もみえます。歯が移動する際に痛みが起こりますので、矯正治療が進み歯の位置が良い位置に動いてくるにつれ、発生する痛みは低減されていきます。綺麗になるためのお痛みですので、患者さんにはご理解いただき頑張っていただいているという現状になります。

お痛みや違和感のことについて、ご心配事がありました事前にしっかりとご説明させていただきますのでお気軽にご相談ください。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 不正咬合

矯正治療と部活動

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

中高生になり、部活動で吹奏楽部への入部を希望されるお子様のご両親よりご質問をいただくことがあります。「矯正治療でワイヤーをつけていると楽器の演奏に支障が出ますか?」

私自身は吹奏楽の経験がないので、実際に治療をさせていただいた患者さんからお伺いしたお話になるのですが、「多少楽器を吹く際に吹きにくいことはあるが、できないことはないよ」と言われる方が多いように思えます。逆に言うと、いい音が出せないなどの多少の影響はあるようなので、矯正治療を受けられる際にはよくご相談の上で決められると良いかと思います。

また、部活でスポーツをされるお子様の場合はどうなのか?と言うご相談もいただくことがあります。矯正装置をつけることによるスポーツの制限はありませんが、注意していただきたいことは、ラグビー、アメフト、バスケットボールなど他の選手と接触する可能性が多いスポーツの場合は、唇側に装着しているワイヤー装置により、唇などを傷つける恐れがあります。原則、装置の上からスポーツ用のマウスピースを着用していただくようにお願いしていますが、このような場合も担当医師とよく相談していただくようお願いします。

当院では、上記のようなリスクを少しでも軽減するためにも、見えない裏側矯正装置を推奨しております。特にスポーツ外傷については、装置が裏側であればかなりの確率で軽減できると考えております。されどマウスピースの着用はしていただいた方がより安全にはなりますが。

このように、中高生のお子様の場合、治療の期間と部活動を一生懸命やられる期間が重複することが多々ありますので、矯正治療を受けられる際には部活動のことも含めご相談ください。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 小児矯正

保定治療の重要性

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

矯正治療においては、ワイヤー装置やマウスピース装置を使用して、歯を積極的に移動させた後に、今度は動かした後の良好な位置を保つための「保定(ほてい)治療」という期間に移ります。この一番最後の保定の期間ですが、実は歯を動かす動的治療期間よりも重要だと考えられます。

一般的にワイヤー装置などによって歯を積極的に動かす動的治療期間は約2〜3年ほどです。この期間が終わると患者さんの歯並び噛み合わせは良好になり、それまでつけていた矯正装置を外します。しかし人間の体で動かした歯がその位置に適応するにはおおよそ動かした期間と同じくらいの期間が必要だと言われています。すなわち保定期間とは、動的治療によって目的の位置に移動させた歯や顎骨をその位置と状態で長期間保持し、安定できる条件を整える処置と言えます。

保定装置には、取り外し可能な装置と固定式の装置があります。取り外し可能なマウスピースタイプの装置は、ワイヤー装置を外してから1年間は原則24時間(食事と歯磨き時は除く)使用していただきます。その後、12時間使用→就寝時のみの使用、と順次使用時間を減らしていくことになります。また固定式の装置は歯の裏側に接着し、そのまま数年使用していただきます。

保定の期間は患者さんにより様々です。歯を動かす量が多かった方は保定の期間を長くもってもらった方が後戻りが少ないですし、歯が動きやすい方も同様に期間は長くもってもらった方が良いと思います。

このように、ワイヤー装置やマウスピース装置を使用し、良好な歯並びを獲得したのちは、その綺麗な状態をキープし生涯良好な噛み合わせで過ごしていただくことが重要となります。

それを実現するために保定治療期間はとても大切な期間になりますので、担当医師の指示に従い、しっかり保定装置の着用をよろしくお願いします。

良好な歯並びかみ合わせを作るには、

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:不正咬合

矯正治療中の食事について

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

今回は矯正治療中の食べ物について、ご説明させていただきます。

よく矯正治療を始めた患者さんから「矯正治療中はガムとかキャラメルは食べちゃダメなんですよね?」などのご質問をいただくことがあります。

当院では、矯正治療中の食事制限は特に指導はしておりません。何を食べていただいても大丈夫です。ただしいくつか注意をしていただきたい食べ物はあります。

注意1 固い食べ物による装置の破損

固定式の矯正装置は歯と矯正用の接着剤によってくっついています。これは装置を外す際には取れるものなので、強固ではあるのですが力を加えると取れる強さになっています。

ですので、装置が歯に接着されている状態で、リンゴの丸かじりやおせんべい、固いアイスなどを食べるときは装置に過度の力が加わり脱落を起こさないように注意して食べていただく必要があります。特に装置をつけて間もない状態ですと装置の脱離や破損を起こすことが多いので、食べられる際には気をつけて食べていただくようお願いいたします。

注意2 色味の濃い食べ物、飲み物による着色

矯正治療にはいくつかのゴム製の装置を併用することが多くあります。通常、ゴムは目立たないように透明の素材を使用することが多いのですが、そういった透明の素材のゴムは色の濃いものによって着色してしまうことがあります。代表的な食べ物はカレーです。ブラケットとワイヤーを固定するゴムに透明なものを使用し、その状態でカレーを食事されると透明なゴムがカレーの色素によって黄色く着色することがしばしばあります。ゴムが着色しても効果には影響はないので、即座に交換する必要はないですが、審美性を気にされる方は透明なゴムを装着後のカレーの食事は控えていただいた方が着色を避けられると思います。また色味の濃いお茶や紅茶、コーヒーなども同様に着色の原因となります。

注意3 装置と歯の間に停滞しやすい食べ物

特に固定式のワイヤー装置を装着されている患者さんは、装置やワイヤーと歯の間に食渣が残りやすいです。特に麺類や線維質の多い野菜や肉類などは挟まりやすく取りにくいです。矯正治療の間は、月に1度来院していただきその際にワイヤーの下や装置の周りは専用器具で清掃させていただきますが、それでも日常のご自身での歯磨きが矯正治療でむし歯を作らないようにするためには肝要となります。食事の際には、しっかりと噛んで食物を小さく潰して口腔内に停滞しにくい状態にし、また日々のブラッシングは医院で指導されたように時間をかけて丁寧に磨くようによろしくお願いします。

このように、食べてはいけないわけではないですが、多少の注意を払っていただきたい食べ物はいくつかありますので、矯正治療を始められた患者さんは一度、医院で指導を受けていただきますようによろしくお願いします。

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日付:  カテゴリ:コラム, 小児矯正, 成人矯正

歯並びセルフチェック

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

歯並びかみ合わせをセルフチェックする際のチェック項目をいくつかご紹介します。

★歯並びのチェックポイント★

・ 上下の前歯の真ん中の線が揃っている

・ 上下の歯のかみ合わせが噛んだ時に、上の前歯が下の前歯の上に重なる。重なる量は2〜3mm。

・ 上の前歯が下の前歯よりも2〜3mm前に出ている。

・ 口を開け閉めした時に、唇がスムーズに閉じられる。

・ 上下の歯列の位置は、上の歯列が下の歯列よりもわずかに外側に位置している

・ 閉じた唇が左右対称になっている

・ 上下の臼歯の山と谷が互い違いに噛み合っている

・ 口を開けた時に、上下ともにきれいなアーチ型に並んでいる

・ 歯列に隙間がない

・ 成人の場合、永久歯が28本そろっている

・ 会話をしていて、聞き返されることがあまりない(発音が明瞭である)

・ Eライン(鼻先とあごの先の2点を結んだ線)の外側に唇が飛び出さず、ラインに触れない程度に内側に位置している

ある程度の個人差はありますが、鏡を見ながらチェックし、全てに当てはまれば、あなたの歯並びかみ合わせは非常に美しく、機能的にも正常である可能性が高いと思われます。反対に、どれか1つでも当てはまらない項目があれば、不正咬合の可能性は高くなります。

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日付:  カテゴリ:コラム, 不正咬合

どのように歯は動くのか?

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

矯正治療とは、様々な装置を使い歯を移動させ理想的なかみ合わせを構築する治療です。

では歯はどのようにして動いていくのでしょうか?矯正治療ではブラケットにワイヤーを通し、ワイヤーが元の形に戻ろうとする力やゴムによる引っ張り力を利用して歯を動かしていきます。ワイヤーの力が直接歯に装着したブラケットを通して歯に伝わりますと、歯が少しずつ動き始めます。歯が動き始めるのは少し時間がかかりますが、一度動き始めるとあとはスムーズに動いていくことが多いです。その時、歯は歯を支える骨の中を移動していきます。歯に力を加えると、押された側の骨が吸収をはじめ、そこに隙間ができ、歯が移動していきます。一方、骨と歯が引き離される側では、その隙間を埋めるようにして新しい骨が出来上がるのです。

歯に力を加えることにより、骨の吸収と造成が同時に行われることになります。歯が少しずつ動いていき、そこに良質な骨ができて安定するまでにはある程度の時間がかかります。そのため歯に力を加えると、次に力を加えるのは数週間先となります。過度な力で早く歯を動かそうとしても痛みが強くなりますし、歯のスムーズな移動も妨げることになります。歯を適切な力で適切に動かしていくことが重要になるのです。

歯が動くときに重要な役割をするのが歯の根っこと顎の骨を結びつけている歯根膜という組織です。歯は骨に対して強固に植わっているわけではなく、歯根膜により柔軟に固定されている状態になっています。矯正治療によって正常に歯の移動ができるのも歯根膜があるおかげです。もし歯と骨が強固にくっついていたら歯は動かすことができないと考えられます。矯正力が歯に加わるとその力が加わった側の歯根膜が圧迫されます。歯根膜の厚さが縮まると歯根膜は厚さを戻そうとします。このときに圧迫された歯根膜に破骨細胞という骨を溶かす細胞が出現します。この破骨細胞により歯槽骨が少しずつ溶かされていき歯が移動していくことになります。反対側では歯根膜が引っ張られて伸びていきます。その伸びた分を元に戻そうとして今度はここに骨芽細胞が活動し骨を作ることにより隙間を埋めていきます。

このように矯正治療では、歯の動くメカニクスを熟知し適切な力をコントロールすることが重要となります。

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日付:  カテゴリ:コラム, 成人矯正

生活習慣とかみ合わせ

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

歯並びが悪くなる原因は、遺伝的な要素がありますが、それ以上に食生活に代表されるように、生活習慣やむし歯など、後天的な要素が大きいといえます。

子供の場合ですと、指しゃぶりや頬杖、口呼吸、唇を咬む、爪噛み、舌の突出などの癖は歯並びに大きく影響を与えます。また乳歯のときにむし歯になって歯がなくなると、永久歯に生え変わるときに歯並びが乱れる原因となります。乳歯には、永久歯が生えてくる際のナビゲーターとしての役割があり、乳歯が早く抜けてしまっていると、永久歯ははえる方向がわからなくなり、前後にずれたり傾いたりして生えてくるのです。また乳歯がなかなか抜けない場合に永久歯は乳歯を避けて、よくない方向に生えてくることもあります。むし歯などで奥歯でうまくかめないと前歯で咬もうとして、顎が前にずれてくることもあります。生活習慣による歯並びの変形は、大人になってからも起こります。歯ぎしりや片側咬み、悪い姿勢や睡眠時の寝相や癖によってもかみ合わせのズレがおこることがあるので注意が必要です。

上下の歯の関係はきちんと噛み合って初めて機能することができます。前歯は2〜3mmの深さで上の前歯が下の前歯に重なります。重なりすぎても、逆に噛めずに空間が空いても困ることになります。奥歯に関していうと、奥歯は咀嚼面に高くなっている部分とくぼんでいる部分がありますが、この山と谷の部分が歯車のように上下の歯列で噛み合うことが重要です。理想は1本の奥歯に対して2本の歯が噛み合う状態となります。

歯ならびでもそうですが、私たちの体は本来、きちんと機能するようにできています。しかし現代人に限っていうと、食べ物やライフスタイルなどの様々な要因によって歯並びに障害が起きています。ですので、矯正治療では障害となっている原因を取り除き、本来の綺麗な歯並びかみ合わせを取り戻すという考え方を元に治療を行います。こうして矯正治療によって、咀嚼機能も回復し楽に効率よく噛むことができるようになるのです。

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日付:  カテゴリ:コラム, 不正咬合, 口腔習癖

不正咬合の予防

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦 佑樹です!

今日は不正咬合の予防についてお話ししたいと思います。不正咬合は様々な原因が複雑に組み合わさって引き起こされるため、確実な不正咬合の予防ということは難しくなります。しかし、因果関係が明らかな不正咬合については、その原因の除去によって不正の発現を予防することができます。

☆乳歯列期の不正咬合の予防

・咬みあわせのズレ

乳歯列は乳切歯歯冠が小さいことや歯の傾斜が少ないことから、前歯の噛み合わせが浅いことが多いです。咬みあわせが浅いがゆえに、前歯や犬歯で干渉があると顎のズレが起こり、反対咬合や奥歯の交叉咬合を引き起こすことがあります。その場合、咬合干渉をしている乳歯に咬み合わせ調整を行うことによりズレを修正する必要があります。場合によっては矯正装置を使用し、下顎の位置を正しい位置に誘導してあげる必要があります。

・歯列の保隙

むし歯や外傷など、なんらかの理由で乳歯が早期に脱落した場合に隣接する歯がその隙間に傾いてくることがあります。それにより歯列の乱れが起こることになります。そのため、隣在歯との隙間を確保しておくために保隙装置という装置を装着し、歯列の乱れを予防します。

・乳臼歯の前後的関係

乳臼歯(奥歯の乳歯)が正常な咬みあわせと比較し、上顎が前にあれば将来的に上顎前突になりやすいですし、下顎が前にあれば下顎前突になる可能性は大きいです。この咬みあわせの判断基準をターミナルプレーンと言います。

・口腔習癖

お口のよくない癖によって、唇や頬の筋肉より異常な力が歯列に加わると、切歯、臼歯の被蓋に関連した交叉咬合や開咬などの不正咬合を引き起こす可能性があります。口腔習癖が必ずしも不正咬合を発現させるとは限らないが、頑固で長時間持続するものは不正咬合の原因となるため、正す必要があります。

☆混合歯列期の不正咬合の予防

・過剰歯

過剰歯とは、通常の歯の数よりも多く存在する歯のことです。過剰歯が存在すると、本来並ばなくてはいけない必要な歯のはえる隙間が不足することや、はえてくる永久歯の萌出方向の邪魔をすることがあります。不要と判断された過剰歯は早期に抜去あるいは摘出することが望ましいです。また抜歯後の隙間を閉じるために歯の移動が必要となることがあります。

・歯の大きさ、形態の異常

歯の大きさが通常よりも大きいと、歯と歯を配列する顎の骨の大きさの不調和が起こり、良好な位置に歯が並びきらないことになります。萌出歯が大きい場合は叢生、小さい場合は空隙歯列を引き起こすので、将来の永久歯歯列のかみ合わせを予測しながら対応することが重要になります。

・上唇小帯、頬小帯の発育異常

過剰に発育した上唇小帯や頬小帯は、その部位の乳歯が歯間離開を起こしていることが多いです。永久歯の生えかわりを待っても隙間が閉じない場合には小帯の切除を必要とすることがあります。

・口腔周囲の軟組織の機能異常

乳歯から永久歯への交換の際には咬合接触が一時的になくなるので、萌出中の永久歯は口腔周囲の軟組織の機能の影響をうけやすいです。口呼吸などの口腔周囲軟組織に関わる異常な習癖は早期に改善する必要があります。このような場合に筋機能療法(MFT)を適応することも不正咬合の予防に繋がります。

このように不正咬合になりえる原因を早期に予防することで、永久歯の歯並びの不正を防ぐこともできます。ご自身での判断が難しいこともありますので、疑問に思われたら専門歯科医院にてご相談下さい。

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日付:  カテゴリ:コラム, 不正咬合

不正咬合と口呼吸

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

呼吸と歯並びとは深い関係があると言われています。本来、人間は鼻呼吸するのが普通ですが、不正咬合が原因で口呼吸になることがあります。特に上顎前突や下顎前突などの不正咬合によって、前歯が飛び出していて口が閉じづらい場合や、開咬によって前歯に隙間が空いている状態になると、常に唇が開いた状態になって口呼吸状態になってしまうことが多いです。

では、口呼吸がなぜいけないかというと、口で呼吸を行いますと取り込んだ空気が直接肺に入ってしまい病原菌やホコリなど空気中の不純物をそのまま体の中に取り込んでしまうことになるからです。それに比べ、鼻呼吸であれば、鼻腔を通るときに鼻腔の粘膜に不純物が付着し除去されます。その結果、鼻がフィルターの役割をしてくれるので、綺麗な空気を体内に取り込むことができます。一方、口呼吸は不純物を含んだ空気がフィルターされずにそのまま肺に入って来ることになるので、風邪を引きやすかったり、喉の粘膜などを刺激したり、乾燥しやすくなってよくありません。

矯正治療を行い、理想的な歯並び咬み合わせを獲得し、それと同時に正常な鼻呼吸法も得られることで健康な口腔周囲機能を作ることがよっかいち矯正歯科医院での目標をなります。

口呼吸でお困りの方は、

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:不正咬合, 口腔習癖, 未分類

矯正治療を開始される患者様へのお願い

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

当院では矯正治療を開始していただく患者さんにいくつかお願いをしていることがあります。その中でも特に重要な3点についてお話させていただきます。

まず1点目は、矯正装置をしっかりと使用すること、です。

矯正装置には固定式(つけっぱなし)のものと可撤式(取り外し可能)なものがあります。特に可撤式の場合は、装置をお渡ししご家庭で使用していただくことがメインとなります。その際に、装置の使用目的や使用方法をしっかりとご理解いただき、決められた使用時間を守っていただくことが重要となります。正しく使用していただかないと、当然お口の中には装置が入っていない状態になりますので、良い歯並びを得られる効果はありません。特に患者さんがお子さんの場合には、装置を使う意義をしっかりと把握していないと使用を拒むことが多くなりますので、医院の方でも指導いたしますので、ご家庭でもよく矯正治療についてお話ししてあげてください。矯正装置使用時には痛みや違和感があることがあります。過大な痛みや違和感でなければ、2〜3日、長くて1週間くらいで落ち着き消失することがほとんどです。またこの痛みは歯の動くことによる痛みで正常な反応なので、十分にご理解ください。

2点目は口腔清掃をきちんとすること、です。

ブラケットなどの固定式の矯正装置を装着すると自浄作用が低下するため、口腔内はむし歯や歯周炎などの歯科疾患に罹患しやすい環境となります。そのため、治療を開始する前に口腔清掃の重要性と正しい歯磨き方法をよくご理解いただいた上で治療の開始、装置の装着となります。お口の中をきれいな状態に保てなく、むし歯になる可能性が認められた場合は一時的に矯正装置を撤去して、矯正治療を中断させていただくことがありますので、あらかじめご了承ください。

3点目は予約のお時間を守り、必ず定期的に通院していただくこと、です。

長期にわたる治療に対して、予約の時間に決められた月日に通うことにより確実に矯正治療を進めることができます。逆にいうと、決められた日時に来院できずに治療を伸ばしていくとその分はもちろんそれ以上に治療期間の延長につながることになりますのでお気をつけてください。

何よりも、矯正治療で良い歯並びかみ合わせを獲得するには、患者さんの協力が不可欠となります。素敵な笑顔を獲得するために頑張りましょう。よろしくお願いします。

 

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治療に伴うリスク

保定装置を決められた期間確実に装着しなかった場合、後戻りの可能性があります。

ご予約・お問い合わせについて

LINE、Instagramでの
問い合わせにも対応

HPのお問い合わせフォーム、インスタグラムのDM、ラインなども導入しております。
些細なことでもかまいませんので、お気軽にご相談ください。

矯正歯科治療の一般的な
リスクや副作用について

リスクや副作用を詳しく見る

  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、米国アライン・テクノロジー社の製品であり、矯正専門の歯科医師が患者様の治療計画を作成し、細かな修正を加えて米国のアライン・テクノロジー社にてマウスピース型矯正装置(インビザライン)を作製されます。作製されたインビザラインは、空輸され当院へ輸送されます。
  • 国内にもマウスピース型矯正装置(インビザライン)として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。その中でも、矯正専門の歯科医師が効果・効能を検討したうえで当院では米国アライン・テクノロジー社のインビザラインを導入しております。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1997年にFDA(アメリカ食品医薬品局)により医療機器としての認証を受けていますが、日本では、患者さんそれぞれに作成する装置であることや製作が機械で行われることから、医療機器としての矯正装置に該当しないこととなっています。マウスピース型矯正装置(インビザライン)に使用される材料そのものは薬事承認されており、安全にご使用いただけます。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は厚生労働省に認可を得た材料を使用していますが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置のため、医薬品副作用校害教済制度の対象外になる場合があります。

当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名インビザライン 完成物薬機法対象外)は、日本国内の医薬品医療機器等法(薬機法)における医療機器および歯科技工士法上の矯正装置に該当しません。日本薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であるため、担当歯科医師の全責任において治療が行われます。

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