ワイヤー矯正が
外れた場合の応急処置と
注意点について解説

ワイヤー矯正が外れた場合
どうする？
（トラブル・注意点）

歯列矯正のワイヤー矯正法とは、歯にブラケットという小さな装置を接着し、そこにワイヤーを通して弾性を利用して歯並びを整えていく歯科治療です。 ワイヤー矯正装置は基本的に患者様ご自身で取り外しすることはないのですが、ワイヤー矯正中に何かしらの原因によって「ブラケットやワイヤーが外れた・取れた」といったトラブルが起こることも少なくありません。 矯正装置が外れてしまうことは私たち矯正歯科専門の歯医者にとって想定内のトラブルですので、まずは慌てずにかかりつけの歯科医院にご連絡ください。

ワイヤー矯正が外れた・取れた場合の応急処置について

矯正装置が外れた状態を放置してしまうと、飛び出したワイヤーで口の中が傷ついてしまったり、治療期間が長引いてしまうこともあるので可能な限り早急な処置が必要となります。 決して自己判断はせずに、まずはかかりつけの歯科医院に相談して指示を仰ぎましょう。 その上で、ここではワイヤー矯正が外れた場合の応急処置の仕方についてご紹介します。

１）「アーチワイヤー」が外れた場合の応急処置

アーチワイヤーとは、歯を動かす役割を持つワイヤーのことです。アーチワイヤーが外れた場合、まずはブラケットに差し込むことができるか確認します。元の位置に差し込むことができる場合は、応急処置として差し込んでおきます。 元の位置に固定できない場合は、矯正用ワックスでワイヤーをブラケットに固定します。外れたワイヤーが歯茎や頬の粘膜にあたって痛い場合などは、外れたワイヤー部分を爪切りなどで折り曲げて当たらないようにして対処しましょう。  

２）「リガチャーワイヤー」が外れた場合の応急処置

リガチャーワイヤーとは、アーチワイヤーと歯についているブラケットを固定するワイヤーのことです。ブラケットに強い力がかかった時や、歯磨きなどによってリガチャーワイヤーが外に飛び出てくることがあります。 リガチャーワイヤーが外れた場合、応急処置としては割り箸の先や爪楊枝などを使ってアーチワイヤーの下側に押し込んで対応します。    

３）「ブラケット」が外れた場合の応急処置

ワイヤー矯正のブラケットとは、歯の表面に接着している小さな装置のことです。ブラケットは歯科用接着剤でしっかり固定しますが、治療後には歯を傷つけずに剥がれるようにできていますので、治療中に外れてしまっても慌てず対処しましょう。 応急処置の方法としては、矯正用ワックスでワイヤーを歯に固定しておきます。外れたブラケットは保管し、診察時に持参しましょう。

ワイヤー矯正のトラブルに
対処・予防するには？

矯正装置のトラブルを未然に防ぐために、そして矯正治療を計画通りに進めていくためにワイヤー矯正の調整や交換日は非常に重要な工程となります。 調整日がずれてしまうと、歯の動きに誤差が生じてくる原因にもなりますので、しっかりと通院するようにしましょう。 歯科矯正は長い期間にわたる治療のため、緊急時のトラブル対処や医院への相談のしやすさもとても重要となります。 当院では豊富な症例実績をもとに、治療前から治療中、治療後におきましても患者様一人ひとりに合わせたフォローが可能です。素敵な笑顔を獲得するために、矯正治療を無事完了できるよう親身にサポートをしてまいります。

矯正歯科治療を検討中の方へ
(矯正相談・カウンセリングの
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全ての悩みを解決するために

三重県四日市市の矯正歯科専門医院／歯医者「よっかいち矯正歯科医院」は、歯並びや噛み合わせに関する多種多様なご相談を頂いております。 患者様にリラックスして診療を受けていただけますよう、広々とした開放的な院内にカウンセリングルームを備え、ご説明の際には費用や治療方法など患者様が知りたいと思うことを、できる限り明確にお伝えするよう心がけています。 むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございませんので、どうぞご安心ください。 また、患者様の中には「矯正をしたいけど一歩を踏み出せない」という方もいらっしゃいます。 当院では、さまざまな選択肢を含めて患者様のご事情に合った提案を大切にしております。

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