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カテゴリ: コラム

永久歯列期の全体的な治療

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

永久歯列期の全体的な治療では、機能的にも審美的にも良好な永久歯咬合の確立を目指します。この時期には、一般的にワイヤー装置を使うことが多いです。

永久歯列期の全体的な治療の方針は、非抜歯によるもの、抜歯を併用するもの、外科手術を併用するものの3つに分けられます。全ての患者さんに対して、抜歯せず、手術せず、良質な矯正歯科治療を提供したいという想いは矯正医にとって共通です。しかし、骨格的な不正や、歯と歯槽骨の不調和が顕著な場合には、抜歯や外科手術を併用しないと治療が難しい場合があります。

☆矯正治療における抜歯の3つの判断基準

1 歯と顎の大きさの比率

2 上下の顎のかみ合わせ

3 軟組織側貌(横から見たお顔が美しいかどうか)

矯正治療の目標が、「歯を綺麗に排列すること」のみにあるとしたら、多くの症例において非抜歯での配列が可能かもしれません。しかし、実際には上下顎にわたり緊密かつ機能的な咬合を営み、口唇閉鎖不全の除去や調和のとれた口もとを提供し、長期にわたる安定を目指す場合には、抜歯が必要な症例が確実に存在します。1995年に発表された愛知学院大学歯学部付属病院矯正歯科の調査では抜歯頻度は56.2%、1996年に調査された鶴見大学歯学部付属病院矯正歯科での抜歯頻度は53.4%との結果でした。

また抜歯、非抜歯については欧米人と比較した日本人の特徴の差も理解しておく必要があります。日本人は、短頭型の骨格を持ち、また鼻が低く、下顎の突出も小さく、口元が突出した特徴があります。つまり歯を排列するスペースで考えると、欧米人に比べ非抜歯治療は困難であることがわかります。

矯正治療で抜歯を行わなくてはならない理由の第1点目は、患者固有の顎が小さいか、歯が大きい場合などの問題です。このような顎骨と歯の大きさの不調和をアーチレングスディスクレパンシーと呼びます。ディスクレパンシーに対してある程度は、歯列や骨の拡大などで対応できますが、限界を超えた場合には、抜歯によりディスクレパンシーを解消することになります。大きなディスクレパンシーを持つ患者さんに対して、非抜歯治療を行った場合、過度な唇側への突出がおこったり、それに伴う唇側歯肉の退縮など歯周組織への悪影響、口唇閉鎖機能不全などの問題を生じる場合があります。また、長期の安定も重要な要因なので、それらも含め、限界を超えたと判断される場合には抜歯の適応症と判断します。

抜歯が必要となる第2点目は、上下顎の骨格的な偏位、臼歯(奥歯)のかみ合わせに偏位が認められる場合です。このような不正咬合は本来、成長発育の不調和に起因するため、根本的には外科的に改善すべきだということになります。しかし、顎骨の不調和が原因であっても、境界領域であれば矯正治療単独での治療方針で改善することができます。その多くの場合には抜歯により咬合を獲得することとなります。

第3の理由は、口唇閉鎖不全(歯が出ていて唇を閉じることができない)による機能的な問題の改善と、軟組織側貌などの審美的改善によるものです。口唇の閉鎖不全は、口腔内が乾燥するため、齲蝕や歯周病などの様々な感染リスクを増大させ、呼吸、発音、嚥下に対しても問題を起こします。また口唇が閉じられずに、いつもお口があいている状態も好ましい状態ではありません。口唇閉鎖不全の多くは、上顎前突や下顎前突、上下顎前突などの、主に歯の位置や骨格的な不正により引き起こされます。このような問題から引き起こされた口唇閉鎖不全は、矯正治療で改善が可能です。

また、口唇閉鎖不全が認められない患者でも、叢生症例などを非抜歯で治療したために、歯を唇側へ傾斜させた場合には、新たに口唇閉鎖がしにくい状態や口唇突出を招く場合があります。

以上のように①歯と顎の大きさの比率 ②上下顎の偏位の問題 ③軟組織の状態などを総合的に判断し、抜歯、非抜歯、について診断する必要があります。

よっかいち矯正歯科医院では、このような慎重な判断を正確に行うために、術前精密検査を必ず行います。検査に基づき最適な治療方針を説明し、患者さんに充分に納得していただいたうえで矯正治療を開始して行くことをお約束します。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:不正咬合, 未分類

子供の矯正治療

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦 佑樹です!

矯正治療っていつから開始するのがいいの?大人になってから治せばいいんじゃない?ということをよくご質問されることがあります。当院では、「装置が自分で使える年齢であれば出来るだけ早い方が良いと思います」と考えています。

不正咬合はどの年齢でも治療することはできます。ただし、成長期のお子さん(乳歯が残っている時期、混合歯列期)と成人された方では治療法が異なることが多いです。

混合歯列期の主な治療の目的は上下の顎の関係の改善に加えて、歯列や顎の成長発育を阻害する因子を取り除くことにあります。また、永久歯のはえる隙間を獲得することで永久歯列期における非抜歯治療への誘導や、抜歯治療が必要であれば連続抜去法を行う時期でもあります。この時期に適切に矯正治療を行うことで、永久歯列期の矯正治療の負担を減らすことが可能になるので、必要に応じて乳歯、混合歯列期からの矯正治療を行なった方が良いと考えます。

お子さんの歯並び咬み合わせのご相談はよっかいち矯正歯科医院にてどうぞ。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 小児矯正

矯正治療中のむし歯の発生リスク

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦 佑樹です!

矯正治療をしている時の一番のデメリットとは何でしょうか?それは、むし歯の発生リスクが上がってしまうということです。取り外しの装置であれば、食事中や歯磨きの時には、装置をつけていない状態と同じなので綺麗に歯磨きを行うことができると思います。しかし、つけっぱなしの矯正装置ですと、当然食事をしている時も歯磨きをするときも装置は歯についているので、食渣が残ってしまったり、歯ブラシが十分に歯に当たらずに磨き残しをしてしまうことが多くなります。このような状態で2年から3年、長い方では4年近くも過ごすことになるので、むし歯のリスクは格段に上昇してしまいます。

矯正治療を開始するとおおよそ月に1度のペースで通院していただきますので、その時に、専用機械を使用し装置の周りやワイヤーの下まで綺麗にお掃除させていただきますが、それでも日々の歯磨きが十分でないとむし歯ができてしまうことがあります。

矯正治療中にむし歯ができてしまうと、その歯はむし歯の治療が必要なことに加え、治療のために装置を撤去する必要がありますので、装置を外してむし歯治療をしている期間は矯正治療は進みません。その分、全体の治療期間が長くなることになります。

このように、矯正治療中にむし歯ができると、その歯を削って治療をしなくてはいけないことに加え、治療期間の遅延にも繋がりますので、良いことは一つもありません。

当院では、このような矯正治療での危険性に対して2つの対応策を取っています。

対応策1

精密検査に「唾液検査システム」を導入する

通常、矯正治療における精密検査で唾液検査(むし歯の出来やすいお口の状態かどうかの判定)を行うことはあまり多くありません。しかし矯正治療によるむし歯の発生を防ぐためには、患者さんのお口の状態がむし歯ができやすい状態なのかそうでないのかを知る必要があると思います。むし歯の出来やすい患者さんにはむし歯の出来にくいシステムで治療を進める必要があるからです

対応策2

裏側矯正装置を用いた治療を推奨する

表側の矯正装置に比べ、裏側矯正装置はむし歯の発生リスクが1/5という論文が発表されました。事実、歯の表側にむし歯ができる患者さんはたくさん見えますが、歯の裏側にむし歯ができた、という患者さんはあまり見たことがありません。当院では、特に自分での歯磨きが十分にできない小児の患者さんに対し、裏側矯正装置を取り入れることで、歯並びを改善しながらむし歯のリスクを抑えるという治療法に積極的に取り組んでいきます。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 成人矯正

見えない矯正治療②

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦 佑樹です!

見えない矯正治療の一つである「舌側(裏側)矯正」について、ご説明します。

舌側矯正治療とは、通常、歯の表側に装置をつけて歯を動かして行う矯正治療を裏側に装置を接着し、全て裏側からコントロールしよう、と言う治療法になります。一見、表につける装置を裏側につけるだけ、と言う単純な仕組みに聞こえますが、実は表の矯正と裏側の矯正では、装置もテクニックも異なります。

舌側矯正のメリット・デメリットについては、前記事にてお伝えさせていただきました。今回は、当院で用いる舌側矯正のシステムについてお話しさせていただきます。

当院で主に用いる舌側矯正システムは『Incognito(インコグニート)』と呼ばれるシステムになります。このシステムはドイツで開発され、従来の舌側矯正の問題点を改善すべく考案されました。舌側矯正では唇側矯正と比較して、装置をつける位置のズレが歯の移動の位置に大きく影響するため、歯の配列を正確に行うことが困難でした。そこで、Incognitoシステムでは、デジタル技術を応用することで、装置を正確な位置へつけることを可能として、舌側からも正確な歯の配列を可能としました。

Incognitoを用いるメリット

従来の舌側矯正装置では以下のようなデメリットが挙げられていた。

・舌側装置による、違和感、痛み

・食事のしづらさ、咀嚼障害

・発音障害(特に「サ行」「タ行」の不明瞭な発音)

以上の問題の改善のために、Incognitoシステムにおいてはブラケットの表面が滑らかに研磨され、患者さんごとの歯の舌側面にあわせたカスタムメイド法でブラケットを作成し、装置の厚みが可能な限り薄く設計されている。その結果、舌側矯正のデメリットであった、装置による痛みと違和感、食事のしづらさや咀嚼障害を訴える患者さんは減少しました。

またIncognitoシステムでは、より正確に歯を移動させるために、歯を移動させるためのワイヤーもオーダーメイドになっています。患者さんの歯の形にあわせて作られた矯正装置にあわせてワイヤーも作られるようになっているので、正確さは他の装置やシステムに比べ格段に良いと考えられます。

このように当院では、できる限り快適に裏側矯正治療を行えるように、最新のシステムを導入しています。

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日付:  カテゴリ:コラム, 成人矯正

不正咬合 before →after

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦 佑樹です!

不正咬合にはどのような種類があるのか、ということを以前のブログでご紹介させていただきました。今回は実際に不正咬合が治療後にどのように治ったのかということをお伝えさせていただきます。

・叢生(顎の大きさと歯の大きさが合わず、大人の歯がきれいに並びきらずにガタガタしてしまう状態、乱杭歯、八重歯)

永久歯の大きさが大きく、はえる隙間が足りない状態だったので、上下の永久歯を合計4本抜歯し、隙間を獲得して固定式のワイヤー装置にて矯正治療を行いました。

・上顎前突(上下の顎の位置、歯の位置にズレがあり上の歯が下の歯に比べ前方にある状態、出っ歯)

上顎と下顎の位置に骨格的なズレが認められたため、取り外し可能なマウスピースタイプの矯正装置を使用し、矯正治療を行いました。

・下顎前突(上下の顎の位置、歯の位置にズレがあり下の歯が上の歯に比べ前方にある状態、反対咬合、受け口)

上顎と下顎の位置のズレ、および前歯の位置に前後的なズレがあったため、取り外し可能な骨格的位置を改善する装置を使用し、その後固定式のワイヤー装置にて矯正治療を行いました。

・開咬(上下の歯の位置、骨格的なズレ、あるいは舌突出癖や指吸いの癖により前歯が咬まなくなった状態)

上下の歯の位置にズレが認められたため、上下の永久歯を合計4本抜歯し、上下の前歯を舌側に移動して固定式のワイヤー装置にて矯正治療を行いました。

・空隙歯列(顎の大きさと歯の大きさが合わず、大人の歯がきれいに並びきらずに隙間があいてしまう状態、すきっ歯)

顎の大きさに比べ、永久歯の大きさが小さく前歯が開いている状態であったため、舌の癖を改善する取り外し可能なマウスピースタイプの装置と舌の動きを良くするトレーニングを行い、その後固定式のワイヤー装置にて矯正治療を行いました。

・交叉咬合(顎の左右的なズレや歯の位置のズレにより、顎の位置や上下の歯の真ん中が一致しない状態)

顎の左右的な位置のズレが認められたため、正常な顎の成長を促すために取り外し可能なマウスピースタイプの装置を使用し矯正治療を行いました。

このように、不正咬合はそれぞれの状態、症状によって用いる装置や改善方法が異なります。よっかいち矯正歯科医院では、矯正治療開始前の精密検査によって、不正咬合の原因をつきとめ、その状態に応じて適切な装置を使用し不正咬合を改善します。そのため、当院の矯正治療において術前精密検査は欠かせないものとなります。治療開始までにお時間をいただくことになりますが、適切で正確な治療を行うためにご理解ご協力をお願いします。 見えない矯正治療をご希望の方は当院にてご相談ください。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 不正咬合

見えない矯正治療①

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!
最近、矯正相談で患者さんからお話を聞くとよくいただく質問があります。

その質問は

“見えない装置で矯正できますか?”

ということです。

現在、『見えない矯正装置』と呼ばれる矯正装置は、”透明の矯正装置”または”裏側に装着する装置”の2つが挙げられます。

従来の矯正装置のイメージは、

銀色の装置が歯の見えることについている

このような、金属タイプの装着、

あるいは、装着が白または透明タイプの

このような白タイプの装置になります。

どちらも広く矯正治療で用いられる装置なので、一般的には矯正治療というと、この装置のイメージが大きいのだと思います。

これらの装置はマルチブラケット装置と呼ばれ、歯列矯正には欠かせない装置となっています。

では、これに対し見えない矯正とはどのようなものかと言うと、

①裏側に装着する矯正装置

正式名称は、リンガル(舌側)ブラケット矯正と呼ばれます。表側の装置を裏側につけるわけではなく、オーダー(セミオーダー)メイドのブラケットを作成し、精密な技術で歯の裏側に接着することになります。

リンガル(舌側)矯正のメリット

・装置が見えない(見えにくい)

外観上、装置がみえないので矯正治療中に人目を気にすることがありません。裏側なので、食事の際に装置についた汚れが気になるということや、食事中に上手に会話ができない、などのご心配もなくなります。また仕事のご都合上、目立つ装置をつけられない方や、ご結婚や就職活動をされる方にもお勧めできます。

・むし歯になりにくい

表側の矯正治療に比べ、裏側の矯正治療はむし歯になりにくいという報告があります。歯の裏側は常に唾液が循環し、湿潤常態が保たれ、また唾液の自浄作用によりむし歯をつくる菌が増殖しにくい環境となっております。特に子供さんたちの矯正治療を行う上で、どうしても歯磨きが疎かになりがちで、気がついたら装置の周囲にむし歯ができていた、ということのリスクを軽減することができます。

・装置による外傷が少ない

表側の装着ですと、矯正治療中の外傷(転倒、衝突など)の際に、お口の中を切ってしまったり、唇への怪我のリスクが考えられますが、裏側装着ですと、そのようなリスクは軽減されます。

・楽器の演奏がしやすい

部活やお仕事で吹奏楽や楽器の演奏をされる際に、表側装置ですと上手に音を出すことが難しい、と言われることがありましたが、裏側装置ですとそのような懸念が解消されやすいです。

リンガル(舌側)矯正のデメリット

・装置がオーダーメイドなので、治療費が高くなる

従来の裏側の矯正装置においては、お口の中には舌があるので、装着の凹凸により舌に痛みがあったり、滑舌が悪くなる、といったデメリットがありました。当院で使用する矯正装置では、そのような痛みや違和感を出来る限り軽減するために、患者さん毎の歯の形にあったオーダーメイドの装置を使用しております。海外で作製される装置のため、その作製費用、輸送費用などが表側の矯正装置よりも高くなってしまいます。

・高い治療の技術が要求される

裏側の矯正治療は表側に比べ、見えない見えにくいので、治療の術者にとっても見えにくいです。見えにくい状態で処置を行うため、術者には高い技術が要求されます。当院では、技術の研鑽のため舌側矯正専門医院での修練、講習会や学会などでの知識技術の習得に力を入れ、患者さんが安心して治療をうけていただくように努めております。

②透明マウスピースでの矯正治療

取り外し可能なオーダーメイド透明マウスピースによって、少しずつ歯の移動を行います。歯科医師の経過観察のもとでマウスピースを新しいものと交換して、歯を最終位置まで移動させていきます。

マウスピース矯正のメリット

・装置が表側から見えにくい

マウスピースの素材が透明ですので、装着していてもほとんど目立つことはありません。光のあたり具合で若干見えることもあります。

・歯磨きがしやすい

取り外し可能なので、食事や歯磨きの際は装置を外していただきます。装置が入ってない状態では、通常の歯磨きと変わらず磨くことが可能なので、固定式の装置と比べむし歯のリスクは低減します。

・大事な場面で装置を自分で取り外しできる

結婚式や卒業式、成人式など節目のお写真を撮影する機会で、固定式の装置ですと、一時的に装置を撤去することがありますが、マウスピース矯正では装置の着脱をご自身で行っていただくので、来院していただく必要がないです。

マウスピース矯正のデメリット

・患者さん自身で装置の使用を管理しないと治療がすすまない

・マウスピースの保管、管理が必要になる

・装置を装着したまま飲食をおこなうと、装置と歯の間にジュースや食渣が停滞し、むし歯のリスクが増大する

・お口の状態によっては、マウスピースで治療を行うことが難しいことがある

このように、見えない矯正にも種類があり、それぞれ利点欠点があります。

よっかいち矯正歯科医院では、患者さんのお望みに沿えるよう、出来る限りの快適な見えない矯正を推奨しております。

見えない矯正をご希望の方は当院にてご相談下さい(^^)

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 成人矯正

お口の癖について

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

今回は『お口の癖』についてお話させていただきます。

お口の癖?ちょっと聞きなれないこの言葉はどのような意味でしょうか。一番身近な例をあげますと、「小さい頃ずっと指しゃぶりをしていたら、上の歯が前に出て、出っ歯になった。」ということは聞いたことがあるかもしれません。実はこの”指しゃぶり”という行為は、”吸指癖”という口腔習癖なのですね!すなわち、口腔習癖により、不正咬合が発生することがありますので、矯正歯科治療では、その口腔習癖を改善してあげることが、良い治療結果につながるのです。

いくつか、口腔習癖の例をあげてみます。

・吸指癖

上にも書きましたように、指しゃぶりのことです。特に親指を吸う指しゃぶりは母子吸引癖と呼ばれます。この吸指癖が続くと、開咬や上顎前突といった不正咬合の原因となることがあります。

・弄唇癖(ろうしんへき)

前歯で唇を咬んだり、唇を吸い込んだりする癖のことを言います。主に下唇を咬んだり、吸引したりすることが多いです。この癖により、上顎前歯が前方に傾斜したり、下顎前歯が内側に倒れ、上顎前突の原因となることがあります。

・弄舌癖(ろうぜつへき)

発音や嚥下時以外に舌を無意識で咬んだり、突き出したり(舌突出癖)する習癖のことです。この癖が続くと、内側より常に前歯を押す力が加わるので、上下の前歯を前方に傾斜させたり、前歯の開咬の原因となることがあります。

・口呼吸

正常な鼻呼吸が妨げられると、口呼吸をすることになる。これが長期にわたり持続すると、口唇閉鎖不全、上顎歯列の狭窄、上顎前歯の突出を引き起こす原因となることがあります。

・咬爪癖

爪を咬んだり咬みきったりする癖のこと。持続すると歯の磨耗や傾斜を引き起こすことがあります。

・異常嚥下癖

上下の前歯の間に舌尖を挟んで嚥下する幼児型嚥下が、何らかの理由で成長後も残存すると、上下顎前突や開咬の原因となることがあります。

このようにお口の癖が歯並びを悪くする原因となることがあります。よっかいち矯正歯科医院では、歯並び咬み合わせの改善に加え、このような口腔習癖の除去にも治療の一貫として取り組んでいきます。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 口腔習癖

矯正治療の開始の手順

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です。

矯正歯科治療の開始の手順についてご説明させていただきます☺️

矯正歯科治療はむし歯の治療や歯の神経の治療と異なり、治療期間が数年に及びます。特に歯のはえかわり、体の成長期であるお子さんは、永久歯の完全萌出や身体の成長が終了するまでの通院となりますので、およそ15歳頃まで通院していただくことになります。そうすると8歳で治療を開始しても約7年の通院期間です!とても長いですね!

矯正歯科治療においては、そのように年単位でかかる治療を、より正確に、より精密に行うために、治療開始前に綿密な相談と精密検査を行います。

・矯正相談

患者さんから、主訴(気になっているところ、治したいところなど)をお伺いし、現状のお口の状態をチェックさせていただきます。その上で問題点と、概ねの治療方法、矯正装置についてお話させていただきます。また治療にかかる期間や料金についても概算をお話させていただきます。

・精密検査

矯正治療に入る前に、歯ならび、咬み合わせ、各歯の状態、舌や口唇の状態、呼吸の状態、姿勢など、様々な情報を、写真や型どり、レントゲン撮影、咬み合わせチェック、唾液検査などの検査により採取します。検査のお時間は各状態によって変わりますが、概ね90分ほどになります。

・診断

精密検査で採得した資料を、もとに正しい分析を行い適切な治療方針、方法を提案させていただきます。使用する矯正装置の種類や形状、使用する期間などは、できる限り患者さんの負担とならないよう、充分に配慮いたします。また治療にかかる費用はこの段階で確定いたしますので、明確な費用をお伝えします。

・本格的治療

診断が終わり、治療方針、方法が確定すればいよいよ矯正治療の開始です。矯正装置の多くはオーダーメイドになるので、型どりを行いラボにて作成してもらいます。取り外しの装置を使うことも多いので、ご本人自身でしっかりと使用していただくことが矯正治療をスムーズかつ良好に進める鍵となります。また当医院では、可能な限り目立たない装置の使用を推奨しておりますので、矯正治療が見えることに抵抗があり矯正治療に決心がつかない方は一度ご相談下さい❗安心できる治療法が提案できると思います。

・保定

歯並び咬み合わせが良好ななれば、固定式の矯正装置を全て撤去しますが、矯正治療はそこで終わりではないです。綺麗になった歯並びは年月とともに徐々に元の位置に戻ろうとします。それを起こさないために、後戻り防止装置(保定装置)を使用していただき、綺麗な歯並びを綺麗な位置でキープしていただきます。保定の目安期間は概ね2年となります。

このように当院の矯正治療では、明確な治療方針と方法、明確な費用に基づき治療を行います。患者さんに最良最適な矯正治療を提供できるよう、全力で挑みます。

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見えない矯正治療/裏側矯正治療ならば

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日付:  カテゴリ:コラム, 成人矯正

術前精密検査

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

矯正治療開始前に行う精密検査!一体どのようなことを行うのでしょうか?

矯正歯科治療におきましては、治療期間が数年におよぶことが少なくないので、術前にしっかりと検査を行い治療方針を決定することが、最短で最適な矯正治療を行う鍵となります。

そのためには術前精密検査が必須となります。術前精密検査のメニューとしては、

・口腔内写真撮影

・顔面写真撮影

・診断用模型作成の型どり

・咬み合わせ、咬む力検査

・レントゲン撮影(歯および骨格)

・唾液検査

以上のようになります。これに加えCTの検査や歯周病検査など個人によって必要な検査が加わります。精密検査にかかるお時間は概ね90分となり、長い時間が必要となりますので、ご予約の際はお時間に余裕を持ってご予約下さい。

精密検査が終われば、約1ヶ月後に検査結果を聞いていただく『診断』という過程にうつります。ここで検査結果および、不正咬合の種類、使用する装置や治療方針などをお伝えさせていただきます。また明確な料金もこの段階でお知らせさせていただきますので、ご安心ください。

その後、充分に納得と同意をいただいた上でいよいよ矯正歯科治療の開始となります?

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日付:  カテゴリ:コラム, 成人矯正

不正咬合について考える ③

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です。

さて、不正咬合についてのデメリットについてお話させていただきましたが、実際に不正咬合とはどのような状態を言うのかご説明します。

簡単に言いますと、綺麗だな、と思わない歯ならびは全て不正咬合と診断され、それに加え一見綺麗な歯ならびをしているようでも、実は矯正治療の対象となることもあります。

では、不正咬合にはどのような状態があるのか、ご説明します。

・叢生(そうせい) = 乱杭歯、八重歯

数歯にわたり歯が傾斜、あるいは転位して重なりあっている状態。いわゆる前場がガタガタになっている、とか八重歯になっている、というのはこの叢生という状態を指します。

・上顎前突 = 出っ歯
上顎の前歯が出ている状態。上顎の骨が前に出ている、上の前歯が前に出ている、どちらもあてはまる、下顎が引っ込みすぎている、など色々な場合があります。

・下顎前突 = 受け口

噛み合わせた時に下あごにある歯が上あごにある歯全体よりも前方に突出している状態。遺伝的要因や舌の癖、口呼吸が原因と考えられています。

・開咬

数歯にわたり、上下の歯が接触していない状態。おもに前歯にみられますが、奥歯が開咬となることもあります。前歯で噛みきれない、というのはこの開咬状態ということになります。

・過蓋咬合

前歯が正しい咬み合わせより、深く咬んでいる状態。過度のものでは、下顎切歯が上顎の口蓋に食い込み圧痕ができることもあります。

・正中離開

上顎の前歯が開いている状態。歯の大きさが小さい場合や上唇小帯の高位付着などが原因で起こることがあります。


・空隙歯列弓

歯間に空隙がみられる歯列弓のことです。顎の大きさに対して歯の大きさが小さい、舌が大きい、歯数が不足している場合にみられることがあります。

このように不正咬合には様々な状態があり、その状態、原因によって矯正治療での治療法や使用する装置が変わります☺
Instagramでも、不正咬合チェックリストを配信していますので、ご覧下さい。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 不正咬合

治療に伴うリスク

保定装置を決められた期間確実に装着しなかった場合、後戻りの可能性があります。

歯並びの種類

どんなお悩みをお持ちですか?
患者様それぞれに最も適した治療方針をご提案し、
苦痛なく歯列矯正を行っていただけることを目指しています。

でこぼこ

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口が閉まらない

口が閉まらない

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